1. TOP
  2.  / トピックス
  3.  / キャリトラ日記
  4.  / キャリアって何?

キャリアって何?

このサイトで頻繁に使われている言葉。

「キャリア」

セカンドキャリアプロジェクト
キャリアトランジション
キャリアサポート

周知に認識されている言葉として、簡単に口にしているが、先日、あるアスリートから面と向かっていわれた。

「キャリアって何ですか?」

英語には「career」と「carrier」があり、微妙に意味が異なる。後者はキャリーバックのように”運ぶ”という意味で用いられる。辞書で引くと、「郵便配達人」「運送会社」など。「carrier」の和訳

前者の「career」は、生涯; 経歴, 履歴; (生涯の)職業; 成功, 出世; 疾走, 速力などの意味。「career」の和訳http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=carrier&search_history=&kind=ej&kwassist=0&mode=0&ej.x=28&ej.y=13

このサイトで使われているキャリアとは、前者のcareer。職務経歴書などに書く、自分の経験してきたことを言う。だが、それだけでは足りない。キャリアという言葉には、抽象的な概念も含んでいる。それは「仕事上での自己イメージ」と言われることもあれば、「仕事だけではなく、人生全体を包括しているもの」と言う人もいて、必ずしも、厳密に定義されるものではない。

日常の中での使われ方を見てみると、たとえばキャリア組といえば、官僚や警察ではエリート層を指し、またキャリアウーマン(最近は死語になりつつあるが)といえば、仕事がバリバリできる女性という意味でキャリアという言葉が使われているように見える。つまり、キャリアとは、レベルアップして手に入れていくものといった意味合いか。

JOCやJリーグが用いている、セカンドキャリアやキャリアサポートという言葉では、「仕事を含む、その人自身の生き方、生きる道」という意味で「キャリア」という言葉を使っているように感じられる。

キャリアについては、世界的に著名な研究者が何人かいて、ネット上でも、多くの人材関係の書籍でも、その人たちのキャリア理論などが紹介されている。次の人名を検索エンジンで調べてみれば、たくさんの記事、著書がヒットするだろう。中でもシャインのヒット数は特別に多い。
(興味のある方はぜひ調べてみてください)

◎E・H・シャイン

MIT(マサチューセッツ工科大学)名誉教授。「キャリアアンカー」の概念を提唱。組織心理学の生みの親と言われている。

◎D・T・ホール
◎D・E・スーパー
◎J・L・ホランド


キャリアに関してはさまざまな本が出ているが、「キャリアデザイン入門?」日経文庫/基礎力編/大久保幸夫 がわかりやすい。いくつかエッセンスをまとめて紹介してみると…

★キャリアの成功とは何か。
→仕事にフィット感、納得感があり、仕事を通じて自分が活かされていると実感でき、幸福感を味わえる状態。それは他人のものさしで決められるものではない。

★キャリアについて考えるとは?
→3つの側面から内省すること。「自分にできることは何か。得意なことは何か」「自分は何がやりたいのか」「自分は何をやることに価値を感じるか」


キャリアは簡単に見つかるものではない。また、見つかったと思っても、上記の3つの質問は、生きている限り、自分に問いかけ続けられていくものだ。できることとやりたいことが必ずしも一致するとは限らない。また、自分にとって価値を感じるものは、他人の価値観と異なることも少なくない。行動しながら、時に立ち止まって考え、また行動する。その繰り返しの中で、経験が新たに実行しようと思うことにすべて活かされることが、ひとつの理想だろう。