いろいろと考えた末に、引退を決意し、新しい生活をスタートさせた。
現役時代はできなかったことを、いろいろと全部やってみた。
遅くまで飲みに行って、カラオケをオールで。
友だちとネットオークションでチケットをとって、行きたかったライヴに。
ケーキバイキングを気の済むまで、楽しんでみたり。
親孝行旅行と称して、両親を連れて温泉に。
有休をとって、ディズニーシーで一日めいっぱい遊んだり。
会社の友達と合コンに。
エステやネイルサロンで自分磨き。
3ヶ月も遊び抜いたら、すっかり気が済んでしまって、なんだか新しい生活も物足りなく感じ始め、ふと競技へのなつかしさが。
そんな情動的なことではなくても、引退後にさまざまな理由で「やっぱり第一線に復帰したい」という決断をするアスリートも、少なくはない。
辞めてみてわかったこと。
それに気づいても簡単に復帰はできないことは知っている。会社にも迷惑をかけたし、たくさんの人に辞めるというあいさつもしてしまったり。新たに競技に復帰することを「なんでやめたのに」とか、歓迎しない人もいるかもしれない。
復帰には多くの障害もあるけれど、そこまでしてももう一度やりたいと思う気持ちがあるのなら、社会的な礼儀を尽くしたうえで、復活してもよいといえるかもしれない。
JOCやインテリジェンスのキャリアトランジションセミナーを受けて、自分がまだ完全燃焼できていないことに気づいたという人もいる。
復帰という選択肢も、真剣に考えてみてもいいのではないだろうか。
◆今。掲載中の山田伸子さんの記事では、山田さんが復帰した理由について書かれています。http://www.joc-athlete.jp/
◆また、木原さんの記事では、自分の中にまだ不完全燃焼だった水泳への思いがあったことに気づいて、再度チャレンジしたことが書いてあります。
http://www.joc-athlete.jp/interview/kihara.html
一度きりの人生、後悔しないように決断していきたいものです。