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NPO法人バレーボールモントリオール会・難民支援へ

女子バレーボール日本代表チームがモントリオールオリンピックで金メダルを獲得して30年が過ぎたとき、メンバーは「今、私たちに何かできることはないだろうか」と考え始めたという。引退後に結婚し、子育てを終えて少しずつ自分の時間ができ「バレーボールを通して、スポーツの楽しさを多くの人に知ってもらいたい」「応援してくれた郷土の人たちに、何か恩返しがしたい」と思うようになったのである。

公式ホームページによると、バレーボールの世界選手権が、1998年に日本で開催されたことを機に、「代表メンバーと当時のメディア関係者らが集まり、親睦団体「モンゴル会」(モントリオールオリンピック金メダリストの会の略)を結成。2年に1回、意見交換会を開いたり、個人活動として講演やバレーボール教室などを開いて活動してきた」という。

そして、2005年12月に、スポーツを通じた社会貢献を目指した「NPO法人バレーボールモントリオール会」の設立を東京都に申請。翌06年3月に認可がおり、より活動が熱心に行われるようになっていった。

具体的な活動内容は、キッズ、小学生、ママさん向けのバレーボール教室の開催。高齢者の健康維持への協力 。各種バレーボール大会への運営協力。託児事業として例えばママさん大会の際、子供たちを預かりサブアリーナでバレーボールを使ったキッズ教室を行う。 指導者派遣 チーム強化のためのコーチ派遣 ・受託授業(先生の代役) 。講演(アナウンサー、記者、メダリスト)。メディア・トレーニング(アナウンサー、記者、メダリスト)。各種イベントへの派遣。発展途上国や難民を抱える地域へのソリダリティー運動の推進 (バレーボールの普及、スポーツ用品のリサイクルなど) 


■金メダリストたちの難民支援

2007年4月には、10日間の日程で、ネパールの南東部にあるダマク難民キャンプを訪問。早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)との共催で、難民へのバレーボール指導および交流を行ったとのこと。

・スポーツ用具の物資支援
→38個のダンボールにボール、シューズ、シャツ、ネットなどをつめて、贈呈。
・バレーボール教室および試合
→12面のコートで、2日間にわたって、7つのキャンプから集まった186人の男女(15-25歳)と練習。ボールは男子は普通のバレーボール、女子はソフトバレーボールを使用。試合は、29チームが出場し、盛況のうちに終わった。
・トレーナーによるマッサージ教室
→難民キャンプで障害児や高齢者のケアー、理学療法などにあたっている70人あまりの方たちに教室を実施。

今回の難民キャンプでのスポーツ支援に参加した会のメンバーは、帰国後次のような感想を持ったという。

公式サイトより「難民となって将来への希望を持てない中、大きなストレスにさらされている若者たちにとって、食料や医療などとは違った今回のスポーツ支援が大きな意味を持ったことはその表情に表れていたように思います。特に難民の女性たちの楽しげな表情やはつらつとした動き、さらにはキャンプ16年の歴史で初めて行われたという難民と周辺住民との試合を見ながら、改めてスポーツの持つ大きな力を感じずにはいられませんでした。 多くの皆さんのご好意で贈られたスポーツ用具などの物資によって青少年難民の生活の中にスポーツが根付いてくれ、彼らの生活の質が向上していくこと願ってやみません。チャンスがあれば、キャンプ再訪ができることを望みながらここにご報告させていただきました。 」

詳細は、公式サイトをご参照ください。
■NPO法人バレーボールモントリオール会http://montreal.sports.coocan.jp/index.html

難民キャンプ訪問の様子は年末にテレビ朝日などで放送の予定。
「そしてボールは空に舞う」―金メダリストの難民支援―

◎放送日時:
2007年年12月29日(土)テレビ朝日4:55?5:50
      12月23日(日)BS朝日     夜 23:00?
12月28日(金)メ?テレ    午前 9:57?
12月29日(土)岩手朝日放送 午前10:55?
2008年1月 4日(金)瀬戸内海放送 午前 4:50?
     1月19日(日)山梨放送    午後 2:00?

■番組の詳細(予告動画有):http://www.tv-asahi.co.jp/tokuban/20072008/contents/article/0016/

オリンピックを共に戦った仲間たちが、自分たちの競技を通して、社会貢献していく。そんなNPO法人は今後、増えていくのではないかと思われます。モントリオール会の活動は、何かしたいと思っているアスリートの人たちにとっても、刺激&参考になるのではないでしょうか。