概  要


JOCキャリアカデミー事業


ナショナルトレーニングセンター(NTC)のオープンに伴い、2008年、施設を活用して選手強化を図るためのJOCスポーツアカデミー事業(JOCナショナルコーチアカデミー、JOCエリートアカデミー、JOCキャリアアカデミー)が設立された。


【趣  旨】
JOCゴールドプランに掲げた「2016年に向けた目標達成」のため、ナショナルトレーニングセンターを活用した強化合宿を積極的に行うとともに、複数競技の専用練習場を持つメリットを生かした競技団体間の連携を促進しながら、「Team JAPAN」として各競技共通のプログラムを構築し、JOCスポーツアカデミーを中心とした選手強化事業をオリンピック実施競技団体と関係団体が協力しあいながら、進めていく。

【JOCスポーツアカデミー事業】

  • JOCナショナルコーチアカデミー
    選手強化、競技力の向上のために、日本を代表するエリートコーチやスタッフを育成する

  • JOCエリートアカデミー
    オリンピックをはじめとする国際大会で活躍できる選手を、ジュニア世代から一貫して育成する

  • JOCキャリアアカデミー
    現役選手が、より集中して競技目標に取り組むためにも、選手の引退後の生活設計などをサポートするプログラムや制度を用意して、選手を支えるだけでなく、選手が競技で培った経験を社会に還元する活動も行う。


【JOCキャリアアカデミー事業】
企業の人材ニーズが高度化し、トップ選手といえども、昨今は引退後の就職や職場への復帰などが容易でなくなっている。実業団に所属する選手も、正社員から契約社員へと契約を変更する選手も少なくなく、引退後は所属企業に就職しないという選択をすることも増えてきた。

JOCキャリアアカデミー事業では、トップ選手が、引退後について不安なく競技に集中でき、さらなる競技力向上が図れるよう、現役時代から選手のキャリアプランを支援する。さらに、トップ選手が持つキャリアや能力といった人的資源を、広く社会に還元できるような方法も考え、実現していく。

活動の中心は、NTC内の研修室、カウンセリングルームなど。各競技団体を対象にしたキャリアアカデミー活用のための「ガイダンス」をはじめ、キャリアトランジションセミナーなどの各種研修、メディアトレーニング、目標設定力向上研修といったアスリートに必要な各種スキルのトレーニングを競技団体の合宿の晩などに実施している。

また、キャリアカウンセリングは、各種セミナー参加者や個別の希望者を対象に、アスリート専門のカウンセラーが、就職・進学の相談や、現役時代から取り組める各種資格取得講座の説明などを行っている。無料で適職検査を受け、フィードバックを受けることもできる。面談のほか電話やメールでも応対している。

当面の目標としては、3~5年後には、NTC以外の全国の競技別強化拠点にも、キャリアカウンセラー等のスタッフを配置して、NTCと連携を取りながら、きめ細かいアスリートへのキャリア支援の展開が出来る体制作りを掲げています。

事業ではさらに、オリンピアンが自らの引退・就職体験などを語る「オリンピアン交流会」、アスリートの視野を広げるような専門家を招いての勉強会「キャリア塾」などを夏以降、毎月1回のペースで行っているほか、インターンシップ制度や、各種資格取得支援制度の確立に向けた取り組みなども予定している。


■目標
・トップアスリートとコーチ、スタッフのキャリアトランジションサポートの総本山を築く。
・トップアスリートの人的資源の社会還元を促進させる。

■概要
・NTC中核拠点にキャリアサポートセンターを設置し、諸機能の集約化を図る。
・キャリアトランジションへの心構えと対応スキル習得の動機付けを図る。
・文部科学省、行政との連携によるアスリートの職域拡大を図る。

■対象者
・トップアスリートとコーチ

■開始時期
・2008年1月~

■事業計画図